ECM 1598 Keller Quartet ‘György Kurtág: Music for String Instruments’ (1996)

・Review めちゃくちゃかっこいい。なんだこれは。高音の抜き差しと低音の入り方。不協和音の美しさ。普通の音楽に、飽きたらどうぞこちらの世界へ。 ・Catalogue ECM 1598 Keller Quartet &続きを読む “ECM 1598 Keller Quartet ‘György Kurtág: Music for String Instruments’ (1996)”

ECM 1510 Kim Kashkashian, Dennis Russell Davies, The Hilliard Ensemble, Stuttgarter Kammerorchester ‘Giya Kancheli: Abii Ne Viderem’ (1995)

・Review どの曲も大作。一番刺さったのが、アルバムのタイトルにもなっている2曲目のABII NE VIDEREM。繊細さとダイナミクスがないまぜになって進む大作である。演奏陣もほぼ最強と言っていい。Giya Kan続きを読む “ECM 1510 Kim Kashkashian, Dennis Russell Davies, The Hilliard Ensemble, Stuttgarter Kammerorchester ‘Giya Kancheli: Abii Ne Viderem’ (1995)”

ECM 1798 Marek Konstantynowicz, Cikada Ensemble, Norwegian Radio Orchestra,Christian Eggen ‘Morton Feldman:The Viola In My Life’ (2008)

・Review アメリカ人作曲家Morton Feldman(1926 – 1987)の作品。作品そのものは1970年から71年にかけて作られた。私にとってのFeldmanは、「Rothko Chapel」だ続きを読む “ECM 1798 Marek Konstantynowicz, Cikada Ensemble, Norwegian Radio Orchestra,Christian Eggen ‘Morton Feldman:The Viola In My Life’ (2008)”

ECM 1975 Kim Kashkashian, Robert Levin ‘Asturiana: Songs From Spain And Argentina’ (2007)

・Review ヴィオラとピアノのデュオ。好きな組み合わせの一つ。ピアノソロと異なり、必要最小限プラス1の広がり。ピアノソロの豊かさと、楽器が一つ加わるだけでえられる豊かさ。どちらも好きだけれど、デュオならこの2つ。なお続きを読む “ECM 1975 Kim Kashkashian, Robert Levin ‘Asturiana: Songs From Spain And Argentina’ (2007)”

ECM 1652 Keller Quartett ‘J. S. Bach : Die Kunst Der Fuge’ (1998)

・Review Keller Quartettとは、ヴィオリン奏者であるAndrás Kellerを中心に結成されたカルテット。 個人的には、トップクラスの「フーガの技法」である。晩年に作られた曲であり、同時に未完である続きを読む “ECM 1652 Keller Quartett ‘J. S. Bach : Die Kunst Der Fuge’ (1998)”

ECM 2157 Garth Knox, Agnès Vesterman , Sylvain Lemêtre ‘Saltarello’ (2012)

・Review 1956年生まれ、アイルランドはダブリン出身のヴィオラ奏者Garth Knox。クラシック音楽は昔ダンスミュージック出会ったことを想起させるかのような作品。しかし取り扱う作曲家の幅広さはなんだろう。 イギ続きを読む “ECM 2157 Garth Knox, Agnès Vesterman , Sylvain Lemêtre ‘Saltarello’ (2012)”

ECM 1893 Stephen Stubbs ‘Teatro Lirico’ (2006)

・Review アメリカ人リュート奏者であるStephen StubbsのECM Records デビューアルバム。これがものすごいクオリティ。強度の高い音楽体験を提供してくれる。ヴァイオリン、ヴィオラ、ハープを交えたア続きを読む “ECM 1893 Stephen Stubbs ‘Teatro Lirico’ (2006)”

ECM 1610 Lena Willemark, Ale Möller ‘Agram’ (1996)

・Review このアルバムを描写するならこうだ。「心地よい異風景」。そしてそれは、明らかにここではない何処か、であってそれを求める全ての人に対して開かれた音である。 ミュカスの音のようであり、違うのは彼はあくまで旅人で続きを読む “ECM 1610 Lena Willemark, Ale Möller ‘Agram’ (1996)”

ECM 2118 Christian Wallumrød Ensemble ‘Fabula Suite Lugano’ (2009)

・Review Christian Wallumrødの音楽を捉えるには毎回、幾度とないリスニングが必要となる。音楽的なチャレンジが多く、変化そのものが彼であるかのようなストイックなアーティスト。聴き手の審美的な判断が常続きを読む “ECM 2118 Christian Wallumrød Ensemble ‘Fabula Suite Lugano’ (2009)”

ECM 1258 Oregon ‘Oregon’ (1983)

・Review ギタリストRalph Towner(ラルフ・タウナー)を中心としたプロジェクトの1作目。シタール、タブラ奏者であるCollin Walcottもいる。作曲はメンバー4人がそれぞれ持ち寄って一枚のアルバムが続きを読む “ECM 1258 Oregon ‘Oregon’ (1983)”

ECM 1323 Arditti String Quartet, Pascal Pongy, Charles Fullbrook ‘Gavin Bryars : Three Viennese Dancers’ (1986)

・Review 2曲目の四重奏はこの作品の作成期間になくなった姉妹のヘイゼルに捧げられている。 Gavin Bryarsの発言の一部を引用する。 音をロジック(語法)から解放した4分33秒といったケージの仕事に対して 「続きを読む “ECM 1323 Arditti String Quartet, Pascal Pongy, Charles Fullbrook ‘Gavin Bryars : Three Viennese Dancers’ (1986)”

ECM 1316 Kim Kashkashian, Robert Levin ‘Elegies’ (1986)

・Review  全曲通してすんなり聴けるアルバム。品質は高い。特に響いたのが、Franz Lisztで、改めてリストの美しさを教えてもらう。技巧のみならず楽曲として。 こうして名ピアニスト、作曲家の元に再度たどり着くパ続きを読む “ECM 1316 Kim Kashkashian, Robert Levin ‘Elegies’ (1986)”

ECM 1903 Savina Yannatou, Primavera En Salonico ‘Sumiglia’ (2005)

・Review 1959年、ギリシャはアテネ出身の女性歌手Savina Yannatouの、ECM Records (ECM レコード)初のスタジオ作品。(バンドでは「Terra Nostra」をリリース済。)彼女のルー続きを読む “ECM 1903 Savina Yannatou, Primavera En Salonico ‘Sumiglia’ (2005)”

ECM 2378 Kim Kashkashian, Sarah Rothenberg, Steven Schick, Houston Chamber Choir, Robert Simpson ‘Morton Feldman / Erik Satie / John Cage’ (2015)

・Review Morton FeldmanのRothko Chapelはロシア人抽象画家Mark Rothkoのために作曲された。(自殺してしまったその画家の作品は圧巻で、川村美術館のRothko Roomで観ることが続きを読む “ECM 2378 Kim Kashkashian, Sarah Rothenberg, Steven Schick, Houston Chamber Choir, Robert Simpson ‘Morton Feldman / Erik Satie / John Cage’ (2015)”

ECM 1630 Kim Kashkashian, Robert Levin ‘Sonaten für Viola und Klavier (1997)

・Review およそ20年にも渡る音楽仲間によるデュオ。 相性、長年の経験に裏打ちされた呼吸。 楽曲はJohannes Brahmsが死の3年前、 1894,に作曲したソナタ。 ブラームス、こんなにいい作曲家だったのか続きを読む “ECM 1630 Kim Kashkashian, Robert Levin ‘Sonaten für Viola und Klavier (1997)”

ECM 1871 Michelle Makarski ‘To Be Sung on the Water by Giuseppe Tartini, Donald Crockett’ (2006)

・Review Giuseppe Tartini (1692 – 1770) はバロック時代のヴェネツィアの作曲家兼ヴィオリニスト。 これにヴァイオリンとヴィオラのデュオで挑んだ作品。 2曲だけアメリカ人作曲家Donal続きを読む “ECM 1871 Michelle Makarski ‘To Be Sung on the Water by Giuseppe Tartini, Donald Crockett’ (2006)”

ECM 1738 Michael Mantler, Robert Wyatt, Susi Hyldgaard ‘Hide and Seek, a play by Paul Auster’ (2001)

・Review オーストリア人トランペッターMichael Mantlerのプロジェクト。 文学と室内楽を一つに。音楽はMichael Mantlerが、テキストはポール・オースターの劇を。 二人いるヴォーカルの男性がな続きを読む “ECM 1738 Michael Mantler, Robert Wyatt, Susi Hyldgaard ‘Hide and Seek, a play by Paul Auster’ (2001)”

ECM 1570 Eleni Karaindrou, Kim Kashkashian Ulysses’ Gaze Film By Theo Angelopoulos (1995)

・Review Eleni Karaindrouのストイシズムを感じさせる作曲がとても好きだ。 強い意志すら感じさせる繊細でいて、力強い曲。 これらのポテンシャルをKim KashkashianがViolaで表現するのだ続きを読む “ECM 1570 Eleni Karaindrou, Kim Kashkashian Ulysses’ Gaze Film By Theo Angelopoulos (1995)”

ECM 2474 Ches Smith, Craig Taborn, Mat Maneri ‘The Bell’ (2016)

・Review なんだこれは!めちゃくちゃかっこいい!と驚いてしまった作品。 ピアノがCraig Tabornだったので期待をしていたのだが、 このかっこよさは凄まじい。楽器のコンビネーションも絶妙。 久々に大発見をした続きを読む “ECM 2474 Ches Smith, Craig Taborn, Mat Maneri ‘The Bell’ (2016)”

ECM 2460/61 Mette Henriette / Mette Henriette (2015)

・Review ECM RECORDSとしては非常に珍しいアプローチのジャケット。奏者が前面に出ているという意味で。 従来のジャケットは、風景画を中心とした詩的な表現であり、がゆえに多様な解釈を許容し、音楽の理解に対する続きを読む “ECM 2460/61 Mette Henriette / Mette Henriette (2015)”