ECM 1220 Mike Nock ’Ondas’ (1982)

・Review 1940年生まれニュージランド出身のピアニスト、Mike Nockの作品。耽美的であると同時にどこか乾いた世界観がこの音源全体を覆っている。変わったピアニストである。確かにジャズなのだけど、ジャズではとさ続きを読む “ECM 1220 Mike Nock ’Ondas’ (1982)”

ECM 2000 András Schiff ‘Ludwig van Beethoven : The Piano Sonatas’ (2016)

・Review 11枚組の大作。 本作についてAndras Schiffが残しているテクストは以下である。 知性や精神を通して音楽テクストに深く入り込むと、そこには未だ秘密があり、挑戦すべきことが隠されているのがすぐに分続きを読む “ECM 2000 András Schiff ‘Ludwig van Beethoven : The Piano Sonatas’ (2016)”

ECM 1819/20 András Schiff, Miklós Perényi ‘Ludwig van Beethoven: Complete Music For Piano And Violoncello’ (2004)

・Review András Schiff(アンドラーシュ・シフ)のピアノと極上のチェロ。最強タッグによるベートーヴェンのピアノとチェロの為の曲。 この一枚のアルバムで、初期、中期、後期のベートーヴェンをかいまみることが続きを読む “ECM 1819/20 András Schiff, Miklós Perényi ‘Ludwig van Beethoven: Complete Music For Piano And Violoncello’ (2004)”

ECM 1575-80 Keith Jarrett ‘At The Blue Note’ (1995)

・Review 本作は3日間に渡って行われた6セットのライブを余すことなく6枚組で納めた作品である。アウトテイクなし、いわば音のドキュメンタリーのようなものだ。これをかければすぐにブルーノートに飛んでいける。一日中流して続きを読む “ECM 1575-80 Keith Jarrett ‘At The Blue Note’ (1995)”

ECM 2270-73 András Schiff ‘Johann Sebastian Bach: Das wohltemperierte Clavier’ (2012)

・Review 聴き慣れたものが、これまでと全く異なった装いで現れる驚き。一曲目の立ち上がり数秒を聴きものが違いすぎて思わず笑ってしまう。あまりに素晴らしく、よく聴く曲にも関わらず、圧倒的な違いを作っている。 余談ではあ続きを読む “ECM 2270-73 András Schiff ‘Johann Sebastian Bach: Das wohltemperierte Clavier’ (2012)”

ECM 1619 Márta And György Kurtág ‘György Kurtág: Játékok’ (1997)

・Review György Kurtágは1926年に旧ハンガリーで生まれたピアノ奏者であり作曲家。本作は彼と彼の妻Márta Kurtágによるピアノデュオ。 静寂を破る1音目から素晴らしさが突出している。抑制が聴き続きを読む “ECM 1619 Márta And György Kurtág ‘György Kurtág: Játékok’ (1997)”

ECM 1408 Sidsel Endresen With Nils Petter Molvær, Django Bates, Jon Christensen ‘So I Write’ (1990)

・Review 1952年生まれノルウェー神ジャズシンガーSidsel Endresenの作品。時折ポエトリーリーディングを織り交ぜながら彼女の歌世界が展開されていく。同郷のJon Balke、Audun Kleive、続きを読む “ECM 1408 Sidsel Endresen With Nils Petter Molvær, Django Bates, Jon Christensen ‘So I Write’ (1990)”

ECM 2099 Steve Kuhn Trio, Joe Lovano ‘Mostly Coltrane’ (2009)

・Review 1960年の2ヶ月の期間、Steve Kuhnは21歳にして、John Coltrane’s quartetのピアニストであった。およそ半世紀の年を経て、2008年にニューヨークのアヴァタースタジオで録音続きを読む “ECM 2099 Steve Kuhn Trio, Joe Lovano ‘Mostly Coltrane’ (2009)”

ECM 2268 Alexei Lubimov, Natalia Pschenitschnikova ‘John Cage: As It Is’ (2012)

・Review 現代音楽のアイコンであり、開拓者であるJohn Cage。彼の生誕100年を記念して製作された作品。2011年にチューリッヒにて録音された。 1944年にロシアのモスクワで生まれたピアニストAlexei 続きを読む “ECM 2268 Alexei Lubimov, Natalia Pschenitschnikova ‘John Cage: As It Is’ (2012)”

ECM 2043 Till Fellner ‘Johann Sebastian Bach.: Inventionen Und Sinfonien / Französische Suite V’ (2009)

・Review 1972年、オーストリアはウィーン生まれのピアニストTill FellnerによるBachのInventio とSinfoniaなのだが、こんな素晴らしくそして若いピアニストがいたのかと、驚愕。彼が形成す続きを読む “ECM 2043 Till Fellner ‘Johann Sebastian Bach.: Inventionen Und Sinfonien / Französische Suite V’ (2009)”

ECM 2438 Ralph Alessi, Gary Versace, Drew Gress, Nasheet Waits ‘Quiver’ (2016)

・Review 1963年生まれ、アメリカ人トランペッターであるRalph AlessiのECM Records (ECM レコード) 2枚目の作品。(デビューアルバムBaidaは素晴らしかった。) 本作は柔らかさ、軽や続きを読む “ECM 2438 Ralph Alessi, Gary Versace, Drew Gress, Nasheet Waits ‘Quiver’ (2016)”

ECM 1975 Kim Kashkashian, Robert Levin ‘Asturiana: Songs From Spain And Argentina’ (2007)

・Review ヴィオラとピアノのデュオ。好きな組み合わせの一つ。ピアノソロと異なり、必要最小限プラス1の広がり。ピアノソロの豊かさと、楽器が一つ加わるだけでえられる豊かさ。どちらも好きだけれど、デュオならこの2つ。なお続きを読む “ECM 1975 Kim Kashkashian, Robert Levin ‘Asturiana: Songs From Spain And Argentina’ (2007)”

ECM 2184 Wolfert Brederode Quartet ‘Post Scriptum’ (2011)

・Review オランダ人ピアニストWolfert Brederodeのセカンドアルバム。一曲目から独特の叙情的な、冷たい世界観を一瞬で表現する。するとClaudio Puntinがクラリネットでそこに温かみを添える。ト続きを読む “ECM 2184 Wolfert Brederode Quartet ‘Post Scriptum’ (2011)”

ECM 2167 Michael Formanek, Tim Berne, Craig Taborn, Gerald Cleaver ‘The Rub And Spare Change’ (2010)

・Review 1958年生まれ、アメリカ人ベーシスト Michael FormanekのECM Records(ECM レコード)デビュー作。彼を支えるメンバーも素晴らしい。アルトサックスはTim Berne、ピアノは続きを読む “ECM 2167 Michael Formanek, Tim Berne, Craig Taborn, Gerald Cleaver ‘The Rub And Spare Change’ (2010)”

ECM 1921 Enrico Rava, Stefano Bollani,Paul Motian ‘Tati’ (2005)

・Review とても贅沢なトリオ。トランペットにEnrico Rava、ピアノにStefano Bollani、そしてドラムがPaul Motianといった構成のトリオ。こうしたパターンのトリオの場合、ベースの不在によ続きを読む “ECM 1921 Enrico Rava, Stefano Bollani,Paul Motian ‘Tati’ (2005)”