ECM 1438/39 Jimmy Giuffre, Paul Bley, Steve Swallow ‘Jimmy Giuffre 3, 1961’ (1992)

・Review 上質な時間の提供。緩やかでありながら、緊張感に溢れた演奏。音楽的な難易度は決して低くない。絶妙なアンサンブル。落ち着いて聞ける安定感抜群の音楽。一言でいって素晴らしい作品だ。ピアノはPaul Bley、ベ続きを読む “ECM 1438/39 Jimmy Giuffre, Paul Bley, Steve Swallow ‘Jimmy Giuffre 3, 1961’ (1992)”

ECM 1870 Thomas Strønen, Bobo Stenson, Fredrik Ljungkvist, Mats Eilertsen ‘Parish’ (2005)

・Review 音数の少ない洗練された音楽。必要最小限だが、豊か。そんな印象のアルバム。間や様々な打楽器の音が、心地よく、何より随所に現れるBobo Stensen (ボボ・ステンソン)のソロもまた素晴らしい。 ・Cat続きを読む “ECM 1870 Thomas Strønen, Bobo Stenson, Fredrik Ljungkvist, Mats Eilertsen ‘Parish’ (2005)”

ECM 1906 Susanne Abbuehl ‘Compass’ (2006)

・Review 1曲目から、Susanne Abbuehl節全開。しかし特にいいのが、Wolfert Brederodeのピアノがいい。控えめながら、端正で、美しいピアノだ。歌を中心とした世界観を見事に引き立てている。3続きを読む “ECM 1906 Susanne Abbuehl ‘Compass’ (2006)”

ECM 1126 Art Ensemble Of Chicago ‘Nice Guys’ (1979)

・Review JAの冒頭でfree jazzの到来を感じさせるまさに変幻自在な音の塊である。そして突如と始まる陽気な歌。全体を通して真っ白なキャンバスに様々な色で描いた楽しげな絵という印象。一見ごちゃごちゃしていそうで続きを読む “ECM 1126 Art Ensemble Of Chicago ‘Nice Guys’ (1979)”

ECM 1406 Markus Stockhausen ‘Karlheinz Stockhausen: Michaels Reise’ (1992)

・Review 本作品はStockhausenが1977年から製作を開始した連作オペラのごく一部に過ぎない。 その構造は巨大で、1週間の曜日がそれぞれの題名として与えられており、つまり7日間に渡って上演される大作なのだ。続きを読む “ECM 1406 Markus Stockhausen ‘Karlheinz Stockhausen: Michaels Reise’ (1992)”

ECM 2462 Giovanni Guidi, Gianluca Petrella, Louis Sclavis, Gerald Cleaver ‘Ida Lupino’ (2016)

・Review 力強く美しい一曲目から厳かにアルバムがスタート。 その上にトランペットが覆いかぶさり、リズムがやや複雑化すると共に、それに呼応するかのようにピアノも表情を変えていく。ベースがないことで豊かな音空間が生まれ続きを読む “ECM 2462 Giovanni Guidi, Gianluca Petrella, Louis Sclavis, Gerald Cleaver ‘Ida Lupino’ (2016)”

ECM 1692 Eleni Karaindrou ‘Eternity and a Day’ (1998)

・Review Angelopoulos監督作品のスコア。Eleni Karaindrou自身もピアノで参加している。 本来であれば、映画の作品もあわせて観たいところだが、今回は音楽だけ。(あぁ、観たい…) 続きを読む “ECM 1692 Eleni Karaindrou ‘Eternity and a Day’ (1998)”

ECM 1718 Anouar Brahem Trio ‘Astrakan Café’ (2000)

・Review Anouar Brahem (アヌアル・ブラヒム)の2000年の作品。柔らかく、浮遊するような笛の音色。 定期的に刻まれる打楽器が瞑想へと誘うかのよう。少ない音で構成された水彩画のような音楽。どこか和の要続きを読む “ECM 1718 Anouar Brahem Trio ‘Astrakan Café’ (2000)”

ECM 1215 Steve Reich and Musicians ‘Steve Reich : Tehillim’ (1982)

・Review 今年、Steve Reich本人が日本に来日する。巨匠もついに80歳。 そんなアニヴァーサリーを兼ねての公演だそうな。演目の一部がこちらのアルバム。 きっと最後になるんじゃないか(そうならなければないいな続きを読む “ECM 1215 Steve Reich and Musicians ‘Steve Reich : Tehillim’ (1982)”

ECM 1168 Steve Reich ‘Octet Music For A Large Ensemble Violin Phase’ (1980)

・Review 3曲目、バイオリンフレーズ。楽曲を構成するフレーズの強度について、示唆的だ。時間に負けない(つまり強い)フレーズが一つあれば曲は成立すると。 4曲目、オクテットの美しさ。 音が生きているようだ。ラヴェルの続きを読む “ECM 1168 Steve Reich ‘Octet Music For A Large Ensemble Violin Phase’ (1980)”

ECM 1129 Steve Reich ‘Music For 18 Musicians’ (1978)

・Review Steve Reich (スティーヴ・ライヒ)の音楽はまるでカレイドスコープのようだ。無限に反復が可能な構造を持ち、同じ素材を使い、様々な姿形を見せてくれる。そして、魅せてくれる。 現れては消えて行く音の続きを読む “ECM 1129 Steve Reich ‘Music For 18 Musicians’ (1978)”

ECM 2026 Meredith Monk ‘Impermanence’ (2008)

・Review Impermanence、非永久性とでも言おうか。 永久ではないこと。 その儚さ。 言ってみたら音楽とは時間の経過とともに消え行く存在(現象)だ。 空気の振動が、ある音階に響き、ある順列で、ある組み合わせ続きを読む “ECM 2026 Meredith Monk ‘Impermanence’ (2008)”

ECM 1998/99 Stefano Battaglia ‘Re : Pasolini’ (2007)

・Review 1965年イタリア生まれ、Stefano Battaglia (ステファノ・バターリア)の2枚組。 ECMは2作品目。ジャズとクラシックの狭間で美しい音を奏でるピアニスト。 哀愁、暖かさ、暗さ、美しさ、柔続きを読む “ECM 1998/99 Stefano Battaglia ‘Re : Pasolini’ (2007)”

ECM 1766 Susanna abbuehl ‘April’ (1999)

・Review スイス生まれのオランダ系ジャズシンガーSusanna abbuehlのECMデビュー作。 落ち着きと膨らみのある歌声。夜に聴くにはちょうどいい。 セブンは、詩の朗読となっており、アルバム全体のアクセントと続きを読む “ECM 1766 Susanna abbuehl ‘April’ (1999)”