ECM 1149 Barre Phillips ‘Journal Violone II’ (1980)

・Review なんとも素晴らしい音楽が生み出されていたものだ。非常に面白い構成のトリオ。 1曲目Part Iでは、しっかりとローを支え、歌心のあるベースと、その上に絡むサックスと声のユニゾン、そしえバックにシンセが浮遊続きを読む “ECM 1149 Barre Phillips ‘Journal Violone II’ (1980)”

ECM 1906 Susanne Abbuehl ‘Compass’ (2006)

・Review 1曲目から、Susanne Abbuehl節全開。しかし特にいいのが、Wolfert Brederodeのピアノがいい。控えめながら、端正で、美しいピアノだ。歌を中心とした世界観を見事に引き立てている。3続きを読む “ECM 1906 Susanne Abbuehl ‘Compass’ (2006)”

ECM 1139 Mick Goodrick ‘In Pas(s)ing’ (1979)

・Review Mick Goodrick は1947年、アメリカペンシルヴァニア州生まれのギタリスト。バークリー音楽院を卒業しながら、そのバークリーの教師に。72年から76年はゲイリー・バートン・グループに所属。また8続きを読む “ECM 1139 Mick Goodrick ‘In Pas(s)ing’ (1979)”

ECM 1258 Oregon ‘Oregon’ (1983)

・Review ギタリストRalph Towner(ラルフ・タウナー)を中心としたプロジェクトの1作目。シタール、タブラ奏者であるCollin Walcottもいる。作曲はメンバー4人がそれぞれ持ち寄って一枚のアルバムが続きを読む “ECM 1258 Oregon ‘Oregon’ (1983)”

ECM 1463 John Surman featuring Paul Bley, Gary Peacock and Tony Oxley ‘Adventure Playground ‘ (1992)

・Review Paul Bley作曲のFIGFOOTが洒落ている。一服の清涼剤のように効いてくる。 オールドスクールのニュアンスが逆に新鮮に響く快作。 ・Catalogue ECM 1463 John Surman f続きを読む “ECM 1463 John Surman featuring Paul Bley, Gary Peacock and Tony Oxley ‘Adventure Playground ‘ (1992)”

ECM 2469 Mats Eilertsen ‘Rubicon’ (2016)

・Review ベーシストMats Eilertsenにリーダー作。 爽やかな風のように、多様な楽器が渾然一体となって流れて行く印象。 見事。 ・Catalogue ECM 2469 Mats Eilertsen &#8続きを読む “ECM 2469 Mats Eilertsen ‘Rubicon’ (2016)”

ECM 2462 Giovanni Guidi, Gianluca Petrella, Louis Sclavis, Gerald Cleaver ‘Ida Lupino’ (2016)

・Review 力強く美しい一曲目から厳かにアルバムがスタート。 その上にトランペットが覆いかぶさり、リズムがやや複雑化すると共に、それに呼応するかのようにピアノも表情を変えていく。ベースがないことで豊かな音空間が生まれ続きを読む “ECM 2462 Giovanni Guidi, Gianluca Petrella, Louis Sclavis, Gerald Cleaver ‘Ida Lupino’ (2016)”

ECM 1533 Gavin Bryars Ensemble, The Hilliard Ensemble, Large Chamber Ensemble ‘Gavin Bryars : Vita Nova’ (1994)

・Review 壮大。Four elementsに痺れる。ミニマルから宇宙的な広がりを持った楽曲達。 Sub rosa の隙間が絶品。 ・Catalogue ECM 1533 Gavin Bryars Ensemble,続きを読む “ECM 1533 Gavin Bryars Ensemble, The Hilliard Ensemble, Large Chamber Ensemble ‘Gavin Bryars : Vita Nova’ (1994)”

ECM 1366 John Surman ‘Private City’ (1988)

・Review 1944年生まれ、イギリス人サックス奏者。 バックグラウンドのシンセの音は全て彼により奏でられている。もはや奏者というよりは作曲家だ。 その独自の世界観は、サックス奏者として孤高の存在にまで登りつめている続きを読む “ECM 1366 John Surman ‘Private City’ (1988)”

ECM 2075 Anouar Brahem ‘The Astounding Eyes of Rita’ (2009)

・Review リズムが比較的前面に出ており、躍動感を感じることができる。ウードの響きもしっとりというよりはどこか快活、リズミカルで踊れる、といっても過言ではない。 また歌、というかハミングのような声の入った曲もあり、A続きを読む “ECM 2075 Anouar Brahem ‘The Astounding Eyes of Rita’ (2009)”

ECM 1641 Anouar Brahem, John Surnan, Dave Holland ‘Thimer’ (1998)

・Review Anouar Brahem (アヌアル・ブラヒム)を中心としたトリオ。ベースが入っていることで、楽曲としての重心がグッと下がったアルバム。他の作品にあったような乾いた、浮遊感のあるサウンドとは異なり、やや続きを読む “ECM 1641 Anouar Brahem, John Surnan, Dave Holland ‘Thimer’ (1998)”

ECM 1167 Chicago Art Ensemble ‘Full Force’ (1980)

・Review 異色にしてクラシックだと思う。1曲目を再生してから6分過ぎても、本編が始まらない。アフリカンなテイストがやや強調されたジャズ。ミンガス的無骨さと推進力を感じる良質な音楽。 ・Catalogue ECM 1続きを読む “ECM 1167 Chicago Art Ensemble ‘Full Force’ (1980)”

ECM 1168 Steve Reich ‘Octet Music For A Large Ensemble Violin Phase’ (1980)

・Review 3曲目、バイオリンフレーズ。楽曲を構成するフレーズの強度について、示唆的だ。時間に負けない(つまり強い)フレーズが一つあれば曲は成立すると。 4曲目、オクテットの美しさ。 音が生きているようだ。ラヴェルの続きを読む “ECM 1168 Steve Reich ‘Octet Music For A Large Ensemble Violin Phase’ (1980)”

ECM 1129 Steve Reich ‘Music For 18 Musicians’ (1978)

・Review Steve Reich (スティーヴ・ライヒ)の音楽はまるでカレイドスコープのようだ。無限に反復が可能な構造を持ち、同じ素材を使い、様々な姿形を見せてくれる。そして、魅せてくれる。 現れては消えて行く音の続きを読む “ECM 1129 Steve Reich ‘Music For 18 Musicians’ (1978)”

ECM 2026 Meredith Monk ‘Impermanence’ (2008)

・Review Impermanence、非永久性とでも言おうか。 永久ではないこと。 その儚さ。 言ってみたら音楽とは時間の経過とともに消え行く存在(現象)だ。 空気の振動が、ある音階に響き、ある順列で、ある組み合わせ続きを読む “ECM 2026 Meredith Monk ‘Impermanence’ (2008)”

ECM 2333 Norma Winstone ‘Dance Without Answer’ (2014)

・Review イギリス人ジャズシンガー、Norma Winstone(ノーマ・ウィンストン)のアルバム。 まず組み合わせがいい。 ヴォーカル、ピアノ、そしてサックス。 リズム隊がないという変わり種。 しかし結果として、続きを読む “ECM 2333 Norma Winstone ‘Dance Without Answer’ (2014)”

ECM 1766 Susanna abbuehl ‘April’ (1999)

・Review スイス生まれのオランダ系ジャズシンガーSusanna abbuehlのECMデビュー作。 落ち着きと膨らみのある歌声。夜に聴くにはちょうどいい。 セブンは、詩の朗読となっており、アルバム全体のアクセントと続きを読む “ECM 1766 Susanna abbuehl ‘April’ (1999)”

ECM 2387 Chris Potter and Underground Orchestra ‘Imaginary Cities’ (2015)

・Review 編成を大きく変えたChris Potterの2015年作品。 厳かなストリングスから始まり、壮大な楽曲をイメージさせながら ジャズの要素を持った美しい曲へと移行しいく。ソロが圧巻。 全体としてシルキーな音続きを読む “ECM 2387 Chris Potter and Underground Orchestra ‘Imaginary Cities’ (2015)”

ECM 2258 Chris Potter ‘The Sirens’ (2013)

・Reviews タイトル曲の抑制の効いた会話のような始まり。 気の利いた会話というよりも研ぎ澄まされた真剣勝負。 後半からドラム、そしてサックスが差し込まれテーマを引き継ぎながら、 曲にダイナミズムがもたらされる。 な続きを読む “ECM 2258 Chris Potter ‘The Sirens’ (2013)”

ECM 2049 Nik Bärtsch’s Ronin ‘Holon’ (2007)

・Review 1曲目のModul 42、中盤からのリズムの崩し方が恐ろしいことになっている。 ニック・ベルチュの特筆すべき点は、高度に複雑化されたリズムに メロディを寄り添わせている点にあると感じる。 「リズムの面白さ続きを読む “ECM 2049 Nik Bärtsch’s Ronin ‘Holon’ (2007)”