ECM 2000 András Schiff ‘Ludwig van Beethoven : The Piano Sonatas’ (2016)

・Review 11枚組の大作。 本作についてAndras Schiffが残しているテクストは以下である。 知性や精神を通して音楽テクストに深く入り込むと、そこには未だ秘密があり、挑戦すべきことが隠されているのがすぐに分続きを読む “ECM 2000 András Schiff ‘Ludwig van Beethoven : The Piano Sonatas’ (2016)”

ECM 2458 Ferenc Snétberger ‘In Concert’ (2016)

・Review 1957年、ハンガリア人ギタリスト。 ブダペストにおける素晴らしいライブ音源。 流れるように、飛び跳ねるように、優しく軽快に爪弾かれる音の満ち引き。 とてもこの生き生きとした自由さを感じさせる演奏だ。 ま続きを読む “ECM 2458 Ferenc Snétberger ‘In Concert’ (2016)”

ECM 2481 Dominique Pifarély Quartet ‘Tracé Provisoire’ (2016)

・Review 非常に繊細な音のやりとり。 弦の擦れる音、隙間を縫ったドラムとベース。いずれも最小限。 音のささやきあいからアルバムが始まる。 叙情的かつ抽象的な音の表現により、 ジャズと現代音楽を結びつけたかのような 続きを読む “ECM 2481 Dominique Pifarély Quartet ‘Tracé Provisoire’ (2016)”

ECM 2474 Ches Smith, Craig Taborn, Mat Maneri ‘The Bell’ (2016)

・Review なんだこれは!めちゃくちゃかっこいい!と驚いてしまった作品。 ピアノがCraig Tabornだったので期待をしていたのだが、 このかっこよさは凄まじい。楽器のコンビネーションも絶妙。 久々に大発見をした続きを読む “ECM 2474 Ches Smith, Craig Taborn, Mat Maneri ‘The Bell’ (2016)”

ECM 2469 Mats Eilertsen ‘Rubicon’ (2016)

・Review ベーシストMats Eilertsenにリーダー作。 爽やかな風のように、多様な楽器が渾然一体となって流れて行く印象。 見事。 ・Catalogue ECM 2469 Mats Eilertsen &#8続きを読む “ECM 2469 Mats Eilertsen ‘Rubicon’ (2016)”

ECM 2449 Trygve Seim, Tora Augestad, Frode Haltli, Svante Henryson ‘Rumi Songs’ (2016)

・Review 美しい歌声に寄り添う繊細な響きを持った楽器達、多様な楽器がそうさせるのか、どこかジャズを超えた民族的な音になっている。 とっつきやすさらピカイチ。ストイックというよりはより音楽的に楽しめる一枚。間口の広さ続きを読む “ECM 2449 Trygve Seim, Tora Augestad, Frode Haltli, Svante Henryson ‘Rumi Songs’ (2016)”

ECM 2462 Giovanni Guidi, Gianluca Petrella, Louis Sclavis, Gerald Cleaver ‘Ida Lupino’ (2016)

・Review 力強く美しい一曲目から厳かにアルバムがスタート。 その上にトランペットが覆いかぶさり、リズムがやや複雑化すると共に、それに呼応するかのようにピアノも表情を変えていく。ベースがないことで豊かな音空間が生まれ続きを読む “ECM 2462 Giovanni Guidi, Gianluca Petrella, Louis Sclavis, Gerald Cleaver ‘Ida Lupino’ (2016)”

ECM 2488 Jack DeJohnette, Ravi Coltrane, Matthew Garrison ‘In Movement’ (2016)

・Review 明許に差し込まれたオリジナル楽曲が割と好き、Two Jimmysの持つ世界観が特に異彩を放ち、かっこいい。 ラヴィ・コルトレーン、耳にするのはそのバックグラウンドばかりだったが、こういうプレイヤーだったの続きを読む “ECM 2488 Jack DeJohnette, Ravi Coltrane, Matthew Garrison ‘In Movement’ (2016)”

ECM 2477 Markus Stockhausen, Florian Weber ‘Alba’ (2016)

・Review Karlheinz Stockhausen(カール・シュトックハウゼン)、音楽の進化、すなわち音楽史において避けて通れぬ作曲家だ。しかも前衛的な存在であった。 その息子が、こんなところに!というのが最初に続きを読む “ECM 2477 Markus Stockhausen, Florian Weber ‘Alba’ (2016)”

ECM 2515 Wolfgang Muthspiel, Brad Mehldau, Larry Grenadier, Ambrose Akinmusire, Brian Blade ‘Rising Grace’ (2016)

・review 仄暗く、内向的なイメージのフレーズからスタート、徐々に徐々に、各楽器が合流し、広がりを見せ、抑制を効かせながら、解き放たれる。さながらRising Graceという名の通りの曲。それぞれの楽器の絡み方も秀続きを読む “ECM 2515 Wolfgang Muthspiel, Brad Mehldau, Larry Grenadier, Ambrose Akinmusire, Brian Blade ‘Rising Grace’ (2016)”

ECM 2486 Vijay Iyer, Wadada Leo Smith ‘A cosmic rhythm with each stroke’ (2016)

・Review ピアニストのVijayと、彼曰く「ヒーローであり、友人であり、そして先生である」というトランペッターWadada Leo Smitのデュオ。 あの端正でありながら、強烈な個性を持つヴィジャイが、すっぽりと続きを読む “ECM 2486 Vijay Iyer, Wadada Leo Smith ‘A cosmic rhythm with each stroke’ (2016)”

ECM 2483 Michel Benita, Ethics ‘River Silver’ (2016)

・Review アルジェリアのアルジェ出身のベーシストのMichel Benitaのリーダー作。 挑戦的な、開放的な作品と言えるだろう。 なぜか。 それは、驚くべきことにジャズに琴が使われており、しかもそれが成立している続きを読む “ECM 2483 Michel Benita, Ethics ‘River Silver’ (2016)”

ECM 2414/15 Tigran Hamasyan, Arve Henriksen, Eivind Aarset, Jan Bang ‘Atmosphères’ (2016)

・Review 名盤。ジャズの新しい形だ。 ポストプロダクションが素晴らしく、その上を自由に泳ぐピアノが美しい。 編成に、Arve Henriksenはもちろん、彼のソロアルバムに参加していたメンバーであるEivind 続きを読む “ECM 2414/15 Tigran Hamasyan, Arve Henriksen, Eivind Aarset, Jan Bang ‘Atmosphères’ (2016)”

ECM 2364 Nik Bartsch’s Mobile ‘Continuum’ (2016)

・Review 最小限の音数で構成されるModul 12 シンプルなリズム構造のModul 18 計算され尽くされたピアノの乱打Modul 5 Modul 44の6分以降の展開。 ストイシズムはそのまま、研ぎ覚まされたシ続きを読む “ECM 2364 Nik Bartsch’s Mobile ‘Continuum’ (2016)”