
Steve LakeとPaul Griffithsの共著。
Steve Lakeは1951年イギリスのエセックス生まれ。1978年にECM Recordsに参画。主にライター、ウェブエディターそしてプロデューサーとしては、Evan Parker, Barre Philips, Paul Bley, Wadada Leo Smith, John Surman, Robin Williamson,Trevor Watts, Hal Russellなどのアーティストを手掛けた経験を持つ。
Paul Griffithsは1947年ウェールズ生まれの音楽批評家。作家としても数々の著作を残している。二人の出身からだろうか、本作はロンドンのGrante Booksからの出版。Indexを含め439ページにわたる。全編英語。
内容としてはManfred Eicherのインタビュー、世界の音楽ライターによる2oのエッセイ、100人以上のアーティスト、コンポーザー、エンジニアからの証言、そしてリリースアルバムのカバーと解説が網羅された一冊。
濃密な一冊だ。全てのECMファンに読んでもらいたい。あまりネタバレは良くないが、アイヒャーのインタビューに日本人が登場する部分がとても微笑ましい。
・Catalogue
Steve Lake, Paul Griffiths ‘Horizons Touched : The Music Of ECM’ (2007)
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