
・Review
1958年生まれ、アメリカ人ベーシスト Michael FormanekのECM Records(ECM レコード)デビュー作。彼を支えるメンバーも素晴らしい。アルトサックスはTim Berne、ピアノはCraig Taborn、そしてドラムはGerald Cleaverという布陣。
本作をチョイスしたのは、Craig Tabornが参加しているということが決め手。大好きなピアニストだ。本作でもその鬼才っぷりを発揮している。
1曲目からいきなりカッコ良い。その外し方が。この外し方の妙が、このアルバムのそこかしこに散りばめられており、聴く者を退屈させない。
複雑なリズム、音の連なり、そして重ね方。そしてその全てが美に通じていく。決してオーソドックスではないが、その外し方こそが本作の最大の魅力だと思っている。
・Catalogue
ECM 2167 Michael Formanek, Tim Berne, Craig Taborn, Gerald Cleaver ‘The Rub And Spare Change’ (2010)
・Track list
1 Twenty Three Neo
2 The Rub And Spare Change
3 Inside The Box
4 Jack’s Last Call
5 Tonal Suite
6 Too Big To Fail
・Personnel
Michael Formanek Double Bass
Tim Berne Alto Saxphone
Craig Taborn PIano
Gerald Cleaver Drums
・Website
Craig Taborn http://www.craigtaborn.com
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