・Review
本作品の背景としては、第25回オレゴン・バッハ・フェスティバルから委託された作品。Arvo Pärt (アルヴォ•ペルト)の作品を取り扱っている。
Litanyとは連祷の意であり、例えば、司祭の一つ一つの祈祷語句に対して会衆が同じ一連の祈願で答える祈祷形式のこと。
また本作品で使用されているテキストは、ビザンチン帝国の首都、コンスタンティノープルの大主教であった、聖ヨハネス・クリュソストムスが奉じた24の祈祷文から採られているという。
最初は静かに聴いているのだが、次第に感情が高まり、グッと熱いものが込み上げてくる。一体なんなのだろう、彼の音楽の根源にある力強さは。
・Track list
1.LITANY (PRAYERS OF ST. JOHN CHRYSOSTOM FOR EACH HOUR OF THE DAY AND NIGHT)(Arvo Pärt)
2.PSALOM(Arvo Pärt)
3.TRISAGION(Arvo Pärt)
・Personnel
The Hilliard Ensemble
David James Counter Tenor
Rogers Covey-Crump Tenor
John Potter Tenor
Gordon Jones Bass
Estonian Philharmonic Chamber Choir Tallinn Chamber Orchestra
Tõnu Kaljuste Conductor
Lithuanian Chamber Orchestra
Saulius Sondeckis Conductor
・Official site
Arvo Pärt
コメントを投稿するにはログインしてください。