ECM 1035/37 Keith Jarrett ‘Solo Concerts Bremen, Lausanne’ (1973)

ECM 1035/37 Keith Jarrett 'Solo Concerts Bremen, Lausanne' (1973)
ECM 1035/37 Keith Jarrett ‘Solo Concerts Bremen, Lausanne’ (1973)

・Review
CDを再生すると、いつものように、静かに、そしてゆっくりとKeith Jarrett (キース・ジャレット)の世界が立ち上がっていく。徐々に、明確な左手のバッキングとともに、空間が音で埋まっていく。右手は踊るかのようだ。風向きが変わるように曲は微妙な変化と共に、うねり、進んでいく。

「あぁ、いつまでも聴いていたい。」

これが本作品に対する率直な意見だ。Koln Concertsとはまた違う味わい。インプロヴィゼーションの醍醐味。改めてECM Records (ECM レコード)の功績を思う。この音が録音されているということ。ある日の夜に溶けて消え去ってしまう音楽という儚いものを、留め、記録に残してくれていること。

この音楽に触れて最後に残る気持ちは、音楽そのものに対する敬意、感謝、そして類稀なる録音を残そうとするアイヒャーの情熱に対する惜しみない賞賛である。

・Catalogue
ECM 1035/37 Keith Jarrett ‘Solo Concerts Bremen, Lausanne’ (1973) 

・Track list
CD 1
1.BREMEN, JULY 12, 1973 PART I(Keith Jarrett)
2.BREMEN, JULY 12, 1973 PART II(Keith Jarrett)

CD 2
1.LAUSANNE, MARCH 20, 1973(Keith Jarrett)

・Personnel
Keith Jarrett Piano
 

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。