ECM 1444 Jan Garbarek, Miroslav Vitous, ‘StAR’ (1991)

image-3-php
ECM 1444 Jan Garbarek, Miroslav Vitous, Peter Erskine ‘StAR’ (1991)

・Review
サックス、ベース、ドラムのトリオ。

ドラムはPeter Erskine (ピーター・アースキン)。
初めて聴いた時は、面白いアプローチをするなと思った。
1曲めから2倍速のライドをかぶせてくるあたり。

アルバムを通して、ベースのMiroslav Vitous (ミロスラヴ・ヴィトウス)が弾き倒すことによって、
空間を埋めようとしていることへのサポートなのかもしれない。

2曲目からは楽器による対話。Rose For You、Snowmanの各自の演奏とその絡み。

ハイライトはAnthemだ。

ドラムのロールが楽曲が意図する方向性に向けて大変良く効いている。
まるで寄せては返す波。ドラムのフレーズもいい。まるで泡のよう現れては消える。

つまりどういうことか。
この曲で、海を思った。

こんなことをできるの彼らだけだ。

・Catalogue
ECM 1444 Jan Garbarek, Miroslav Vitous  ‘StAR’ (1991)

・Track list
1.STAR (Jan Garbarek)
2.JUMPER (Miroslav Vitous)
3.LAMENTING (Miroslav Vitous)
4.ANTHEM  (Peter Erskine)
5.ROSES FOR YOU (Miroslav Vitous)
6.CLOUDS IN THE MOUNTAIN (Miroslav Vitous)
7.SNOWMAN  (Peter Erskine, Jan Garbarek, Miroslav Vitous)
8.THE MUSIC OF MY PEOPLE (Peter Erskine)

・Credit
Jan Garbarek : Soprano Saxophone, Tenor Saxophone
Miroslav Vitous : Double-Bass
Peter Erskine : Drums


Posted

in

by

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。