ECM 2178 Nik Bartsch’s Ronin ‘Llyrìa’(2010)

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ECM 2178 Nik Bartsch’s Ronin ‘Llyrìa’

・Review
スイスのピアニスト/作曲家、ニック・ベルチュ。

いくつもの糸がある意匠へ向けて、織りなすその過程。
様々な太さ、強度そして色彩を携えた音が絡まり、混然となって進む。
小刻みに、あるいは雄大に。

絵のようなものかもしれない。
近寄ればテクニカルでスリリング。近視眼的聴覚に誘い込む罠が至る所に張り巡らされている。
しかし、一歩の下がって遠巻きに眺めれば、見事なまで作りこまれた1つの絵であることが
理解できる、といった類。

特筆すべきはmodul48.美しさが危うさの上で綱渡り。
「居心地の悪さを通り越して居心地よい」が成立している。

異なるリズムを用いた音楽的なアプローチ。
混沌と調和を伴って、ひとつの楽曲を作り上げるスタイル。

音楽には、こんなことが可能なのか、と思わされる。

新次元。

・Live

「live at Sofia Live Club, 19.05.2010」

・Catalogue
ECM 2178 Nik Bartsch’s Ronin ‘Llyrìa’

・Track list
1.Modul 48
2.Modul 52
3.Modul 55
4.Modul 47
5.Modul 53
6.Modul 51
7.Modul 49_44

・Credit
Nik Bartsch : piano
Sha : bass clarinet, alto saxophone
Björn Meyer : bass
Kaspar Rast : drums
Andi Pupato : percussion

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