
The most beautiful sounds next to silence.
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ECM 1041 Jan Garbarek / Bobo Stenson Quartet ‘Witchi-Tai-To’ (1974)
Review: ピアニストCarla Bley(カーラ・ブレイ)、Carlos Pueblaはキューバのシンガーソングライター、トランペッッターDon Cherry(ドン・チェリー)などなど名プレイヤー、アーティストたち […]
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ECM 2603 Nik Bärtsch Ronin ‘Awase’ (2018)
Review: Nik Bärtsch Roninとしては6年ぶりの新作。’Awase’は日本語の「合わせ」からきていることがECM Recordsのオフィシャルサイトの解説からも理解できる。リズム的に外れているようで「 […]
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ECM 2578 Nicolas Masson / Colin Vallon / Patrice Moret / Lionel Friedli
‘Travelers’ (2018) Review: 1972年、スイス、ジュネーヴ生まれのサキソフォニストNicolas Massonのリーダーアルバム。全曲彼の作曲。レイヤーになったリズム、音 […]
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ECM 2574 Shinya Fukumori Trio ‘For 2 Akis’ (2018)
Review: いや、驚いた。宮沢賢治の「星めぐりの歌」、小椋佳(オグラケイ)作曲の「愛燦燦」、瀧廉太郎の「荒城の月」、ソウル・フラワー・ユニオンの「満月の夕」…私はこれらの楽曲が、モダンジャズに変換(昇華) […]
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ECM 2582 Bobo Stenson Trio ‘Contra La Indecisión’ (2018)
Review: 1曲目のCANCIÓN CONTRA LA INDECISIÓNからBoboらしい叙情的なピアニズムを感じるスタート。 なお曲は Silvio Rodríguez (シルビオ・ロドリゲス)というキューバの […]
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ECM 2350/2355 Various Artists Selected Signs III-VII (2013)
・Review 2012年から2013年の冬にかけて、ECM – A Cultural Archaeologyと、冠されたエキシビションが開かれた。その為に作成された音源がこちらの作品だ。元々その存在をしらず、ユニオンで […]
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ECM 1598 Keller Quartet ‘György Kurtág: Music for String Instruments’ (1996)
・Review めちゃくちゃかっこいい。なんだこれは。高音の抜き差しと低音の入り方。不協和音の美しさ。普通の音楽に、飽きたらどうぞこちらの世界へ。 ・Catalogue ECM 1598 Keller Quartet & […]
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ECM 1220 Mike Nock ’Ondas’ (1982)
・Review 1940年生まれニュージランド出身のピアニスト、Mike Nockの作品。耽美的であると同時にどこか乾いた世界観がこの音源全体を覆っている。変わったピアニストである。確かにジャズなのだけど、ジャズではとさ […]
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Steve Lake, Paul Griffiths ‘Horizons Touched : The Music Of ECM’ (2007)
Steve LakeとPaul Griffithsの共著。 Steve Lakeは1951年イギリスのエセックス生まれ。1978年にECM Recordsに参画。主にライター、ウェブエディターそしてプロデューサーとしては […]
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ECM RecordsをECM Records たらしめるもの
ECM RecordsをECM Records たらしめるものはなにか。この問いの答えははっきりしている。 1963年にECM Recordsを立ち上げた創業者であり、リリースされた音源の多くをプロデュースしているMan […]
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ECM 1650 Various Artists ‘Selected Signs 1: An Ecm Anthology’ (1997)
・Review ECM Recordsのオムニバス。 1曲目はECM 1626 Tomasz Stanko Septet ‘LITANIA – MUSIC OF KRZYSZTOF KOMEDA& […]
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ECM Recordsについて私が1番すごいと思うこと
それは再生してから音が鳴り始めるまでの5秒間の沈黙だ。 なぜか。まずはエンジニアリングの観点から述べよう。音楽を作るまでのプロセスは端的に次のように言えると思う。 1.作曲 2.レコーディング 3.ミックス 4.マスタリ […]
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ECM Records の音源を1年間、毎日1枚聴き続けた方法
私は365日1日1枚ECM Records (ECM レコード)の音源を聴き、レビューするというプロジェクトを実行し完了した。(とても長い旅のようであり、あっという間であった。)なお、音源全ては全て身銭を切った。それがE […]
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365日、1日1枚ECM Recordsの作品を聴き続けてきた
遡ることちょうど一年前の今日、365日、1日1枚ECM Records (ECM レコード)の音源をレビューをするというプロジェクトを始めた。 それが昨日、終わった。 きっかけは些細であった。(始まりはいつもひょんな形で […]
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ECM 2000 András Schiff ‘Ludwig van Beethoven : The Piano Sonatas’ (2016)
・Review 11枚組の大作。 本作についてAndras Schiffが残しているテクストは以下である。 知性や精神を通して音楽テクストに深く入り込むと、そこには未だ秘密があり、挑戦すべきことが隠されているのがすぐに分 […]
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ECM 1819/20 András Schiff, Miklós Perényi ‘Ludwig van Beethoven: Complete Music For Piano And Violoncello’ (2004)
・Review András Schiff(アンドラーシュ・シフ)のピアノと極上のチェロ。最強タッグによるベートーヴェンのピアノとチェロの為の曲。 この一枚のアルバムで、初期、中期、後期のベートーヴェンをかいまみることが […]
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ECM 1277 The San Francisco Symphony Orchestra, San Francisco Symphony Chorus, Edo De Waart ‘John Adams: Harmonium’ (1984)
・Review 1947年生まれのアメリカ人コンポーザーであるJohn Adamsにより1980から1981年に書かれた作品。演奏は1941年、オランダ人指揮者Edo de Waart率いるSan Francisco S […]
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ECM 2211/2212 Ricardo Villalobos, Max Loderbauer ‘Re: ECM’ (2011)
・Review エレクトロニカの世界でよく知られるベルリンを拠点に活動するDJ兼作曲家Ricardo VillalobosとMax LoderbauerによるECM Records 音源のリミックス作品。 サンプル素材は […]
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ECM 1575-80 Keith Jarrett ‘At The Blue Note’ (1995)
・Review 本作は3日間に渡って行われた6セットのライブを余すことなく6枚組で納めた作品である。アウトテイクなし、いわば音のドキュメンタリーのようなものだ。これをかければすぐにブルーノートに飛んでいける。一日中流して […]
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ECM 1510 Kim Kashkashian, Dennis Russell Davies, The Hilliard Ensemble, Stuttgarter Kammerorchester ‘Giya Kancheli: Abii Ne Viderem’ (1995)
・Review どの曲も大作。一番刺さったのが、アルバムのタイトルにもなっている2曲目のABII NE VIDEREM。繊細さとダイナミクスがないまぜになって進む大作である。演奏陣もほぼ最強と言っていい。Giya Kan […]
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